こんにちは。久家邦彦です。
リオの体操の男子個人総合で日本のエース内村航平選手が逆転で金メダルを獲得し、2連覇を果たしましたね。
おめでとうございます!
■内村選手のインタビューが印象的でした。
「いつもの練習では絶対にミスがなかったので。
その練習だけを信じて、出し切りました。
もう何も出ないとこまで出し切った。
出し切って獲れたので 嬉しいより、幸せですね
これだけいい演技で、一番いい色のメダルが獲れたので本当に一番幸せものだと思います」
◎プロのDNAカウンセラー養成スクールの受講生から
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久家さんは
「いつも人のせいにする人は顧客にしない」のでしょうか?
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というご質問をいただきました!
カウンセラーやコーチ、コンサル、セミナー講師だけでなく後輩やスタッフ、関係者に、何かを教える機会がある方やあんたにもお役に立つかもしれませんのでお話させていただきますね。
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■ご質問■
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久家さんは「いつも人のせいにする人は顧客にしない」のでしょうか?
先日の動画で、
「いつも人のせいにする人は顧客にしない」
という趣旨の発言をされていましたが、それがどうしても諦めきれないでおります。
自分が変われば本当にすべてが変わるのにと勿体ないという思いがどうしても離れないでいます。
そこまで自分がこだわるのも、それが過去の自分と重なるからです。
他責にする人は、愚痴をこぼす時、主語が自分以外の誰かであることがほとんどです。
また「~すべき」という主語のない表現も多用します。
そして一方で「私は~したい」と自分が主語の表現をする事をどこかで恐れている。
その言葉を発した途端に発生する責任のようなものを恐れているような気がします。
マジメで責任感の強い人ほどその傾向が強く、結果自分を苦しめているように思えてなりません。
色んな本を読んでると、諸外国と比べて日本人はこの傾向が強いように思います。
その結果、マイナス感情が溜まり、爆発して、自分や他人を傷つけてしまうのです。
私は「私は~したい」と自分が主語の表現をする事への恐れの原因を明確にして、その恐れを取るだけでも、他人や社会のせいにして諦めるのではなく、自分を変えればよいという建設的な思考に変わるキッカケになるのではと考えています。
久家さんの率直なご感想やご意見あれば是非お聞かせ頂けると幸いです。
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■ご回答■
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良い質問ですね。
■あなたは「サナギから、蝶に成長すプロセスの話」
を聞いたこ事はありますか?
サナギが、蝶になるとき、自分を覆っている「殻」を破り表に出てきます。
■サナギは、「殻」を破るために、もがきます!
「・・・」
サナギは、全身の力を使い、もがき、殻を破ろうとしますが、なかなか殻が破れません。
「・・・」
「・・・」
「・・・」
サナギが、あまりにも長い時間、殻を破れずもがいているのが見ていて可哀想になります。
■そこで、誰かがサナギが可哀想に思い、「殻」をハサミで破ってあげたとします。
すると、サナギは外にラクに出ることができました。
他の人が手伝って「殻」から外に出してあげたのだから当たり前ですね。
では「殻」から出してもらったサナギはその後どうなるでしょう?
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<卓越のレシピ>
自力で乗り越える!
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■「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
■答えは、「殻」から、他の人の力を借りて出してもらったサナギは蝶として、羽を広げることができないのです。
そのまま羽が伸びず、飛ぶことができずに、死を迎えるのです。
サナギは自分の力で「殻」を破くプロセスをきちんと経験することで、
はじめて羽を自分で広げられるようになるのです。
サナギは、そのプロセスをきちんと自分で経験することで美しい蝶となるのです。
■残念ながら、、、そのプロセスを
「他の人が手伝うことはできません、、、」
なぜなら他の人が手伝ってサナギを「殻」から外にだしてあげた時点でそのサナギはその後、美しい蝶となることができなくなるだけでなく、自ら大空を舞うこともできなくなるのです。
「・・・」
せっかく「殻」から出られてもあとは死を待つのみ。
本来、美しい蝶となり大空を自由に舞うことができる力を持って生まれているのに
「自らの殻を破る!」という代償を払うことをしなかったばかりに、、、。
あまりにもったいない人生ですね。
■もしかしたら
「私たちの人生も同じかもしれません。」
私たちの魂の成長のプロセスには、
・抜かすことも
・他の人に代わってもらうことも、できない
4つのステップがあるからです。
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■ステップ1 自分の内にある心の「殻」に、自分で氣づくこと!
―――――――――――――――――――――
√「自分にはできない」
√「あの人が悪い」
√「やったけどできなかった」
√「お金がないから」
√「学歴がないから」
√「反対されるから」
など
心の中にある「殻」は、まずその人の「言葉のパターン」に現れます。
自分自身でこの「マイナス言葉のパターン」を認識しなければ、その人は、いずれそのマイナスのパターンにコントロールされ、人生を支配されるようになります。
■もし、あなたが、
√「自分にはできない」
√「あの人が悪い」
√「やったけどできなかった」
√「お金がないから」
√「学歴がないから」
√「反対されるから」
という言葉を使っているとしたら、、、
「いつも同じパターンの問題で、つまずいている」かもしれません。
→ 人が、自分の内にある心の「殻」に自分で氣づく!
このプロセスは、他の人が手伝うことができません。
もちろん情報として教えることはできますが「自分のマイナスパターン」に氣づくことは、本人にしかできません。
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■ステップ2 自分の内にある心の「殻」を、自分で破ること。
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自分のマイナスのパターンを認識することができるようになったらその
「マイナスのパターン」を「プラスのパターン」で破壊します」
→ 他人や環境の責任にしない(他責にしない)で
自分の「マイナスのパターン」を「プラスのパターン」で破壊する
このプロセスも、他の人が手伝うことができません。
このステップも情報として教えることはできますが「自分のマイナスパターン」に氣づくことは、
本人にしかできません。
―――――――――――――――――――――
■ステップ3 自分の力で人生を生きる、プラスのパターンを構築します。
―――――――――――――――――――――
自分の人生を100%主体的に生きるためには練習や準備が必要です。
→ このプロセスも、他の人が手伝うことができません。
このステップも情報として教えることはできますが
「自分の力で人生を生きる、プラスのパターンを構築すること」
は本人にしかできません。
―――――――――――――――――――――
■ステップ4 自分で「殻」を破り、豊かになったパターンを人に教えます。
―――――――――――――――――――――
自分で「殻」を破り、豊かになったパターンを人に教えることです。
<ワーク>
「このプロセスで、注意しなければいけないことがあります。それは何でしょうか?」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
→答えは、
他の人が、自分の内にある心の「殻」を破ろうとしている時に、もがき苦しんでいるのを見て、あなたが同情して、その人を「殻」から出してしまうことです。
なぜなら、そんなことをしたらその人が
「自らの力で、真にのぞんだ人生を生きる力」
を、奪ってしまうら可能性があるからです。
―――――――――――――――――――――
■大切なことなので繰り返しますが私たちの魂が成長するプロセスは他の人が手伝うことができません。
これはビジネスでも同じです。
初めのうちは何をしたら良いのかすらわからず打ちひしがれて、涙を流すことがあるかもしれません。
苦しくて、人に会いたくない時があるかもしれません。
夜、一人ぼっちで暗闇に引き込まれるような怖しい気持ちになることがあり「もがく」ことがあるかもしれません。
■でも大丈夫です!
あなたがピンチに感じているその時こそがじつは最大のチャンスになるのです。
なぜならその時期こそがこれから迎える1年後、5年後、10年後、20年後、30年後、50年後、、、、
あなたが豊かな人生を歩むためのかけがえのない経験となるからです。
■そしてこれは大切なことなのですが私たちが自分で「殻」を破り乗り越えてきたそのプロセスこそが、私たちが、これから出会う人を助け、喜ばれる人になるためのかけがえのない経験。
財産になるのです。
だからもしあなたが、今、「殻」にぶつかり、悩み、苦しんでいたとしても大丈夫です。
安心してください。
あなたは必ず、その「殻」をあなたの力で破り、美しい蝶のように望んだ人生へと、はばたくことができます!
今、もしあなたが、「壁」にぶつかり、もがき苦しんでいるならあなたが美しい蝶になる時期に来ているということです。
■私たちは、人生で「乗り越えられない問題」を与えられることはありません。
あなたが自らの力で「殻」を破り美しい蝶のように、心から望んだ人生を美しく楽しく舞っている姿が目に浮かびます。
だから、安心して、毎日を楽しんでくださいね。
あなたら必ずできますよ!
■最後に、ご質問にお答えしますね。
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■ご質問■
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久家さんは「いつも人のせいにする人は顧客にしない」のでしょうか?
「本氣で自分を変えたい!」と考えている方で3つの条件を守る場合はクライアントにします。
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自分をよりよく変える!3つの条件!
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1他人や環境の責任にしない。(他責にしない)
2学びを実践し、検証、改善を重ねる
3素直に人の話を聴き、前向きに、成長し続ける
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■ただし、途中で、自分を「変えるのを放棄して」この3つの条件を放棄するなら、そこでお断りします。
なぜなら、
→「喉が渇いていない馬に、水を飲ませることはできない。」からです。
そこで「無理にテクニックやスキルで、馬に水を飲ませる」ことは好きではありませんし、する氣もありません。
それぞれが今世、与えられている課題(パターン)と「魂の成長(レベルアップ)」があると考えているからです。
自分の力で「壁」を乗り越えた人は、魂がレベルアップして、
「同じパターンの問題」で、悩んだり、もがいたりすることは2度となくなります。
■このことは、もちろんあなたが無理に信じる必要はありません。
なぜならこれは22年間に、のべ7万5751人の集合研修や個別セッションを担当してきた経験から、自ら実感してきたことだからです。
■最後に「良いニュース」があります。
「私たちは、人を変えることはできません。
私たちが変えられるのは、自分だけです。
そして私たちが自分のパターンを変えると、未来は必ず変わります」
あなたをを応援しています。
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<卓越のレシピ>
■ 私たちは、人を変えることはできない!
■私たちが変えられるのは、自分だけである!
私たちが自分のパターンを変えると、未来は必ず変わる!
■自分の力で「壁」を乗り越えたら「同じパターンの問題」で、悩んだり、もがいたりすることは2度となくなる!
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追伸:サッカー日本代表監督として2010 FIFAワールドカップでベスト16を達成された!
岡田武史監督とある講演会で講演をご一緒させていただいたことがあります。
その時、
岡田監督が教えてくれた言葉があります。
・岡田監督:「選手や、スタッフ、人を引き上げてはダメですよ」
・私:「何故ですか?」
・岡田監督:「引き上げた選手は、必ず落ちていくからです」
・私:「では、どうすればいいでしょうか?」
・岡田監督:「選手や、スタッフ、人が登ってくる環境をつくることです」
・私:「はい。ありがとうございます」
このことを岡田監督に教えていただいてから人が登ってくる環境をつくることに集中するようになりました。
すると、それまで悩んでいた人材育成で、悩むことがなくなりました。
ありがたいことです。
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