金持ち父さんのファイナンシャルIQ/ロバート・キヨサキ
¥1,680
最近、世界の金融危機のニュースを聞く機会が増えましたね。
ちなみに日本国の債務残高は、すでに約1000兆円にせまり先進国のなかで最悪の水準です。
日本国債が暴落した場合には、金利が急上昇してハイパーインフレになる可能性があります。
さらに財政問題に直面している国は、日本国だけではありません。
ギリシアやスペインをはじめとした欧州や、米国などもさらなる警戒を必要としています。
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<魔法のレシピ>
あなたの最大の資産は『あなたの頭脳だ』
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◆ロバートキヨサキ氏は、ヤフーファイナンスのコラムでハイパーインフレ時代には、「金」と「銀」が王様になるといいます。
ところが実のところ、ロバートキヨサキ氏が勧めているのは「金」でも「銀」でも「不動産」でもありません。
◆ロバートキヨサキ氏はいいます。
「資産があなたを金持ちにするのではない。
あなたが不注意であれば、資産はあなたを貧しくもする。」
・1980年、「金」と「銀」は史上最高値をつけ、「金」は1オンス800ドル、「銀」は1オンス50ドルをつけた。
「このときカモがどっと押し寄せ、一網打尽になった。」
・2004年、不動産市場で「同じことが起こった。」
◆『自分のやっていることがわかっていない人は、どんな資産に投資しても金持ちにはなれない。』
結局のところ、あなたを金持ちにするのは、
『あなた自身のファイナンシャルIQだ。』
あなたの最大の資産は『あなたの頭脳だ。』
◆2008年7月、ロバートキヨサキ氏は南アフリカ共和国に滞在していたそうです。
テレビ番組やラジオ局のインタビューを受けていると、
『世界経済について意見を求められることが多かった。』
そこでロバートキヨサキ氏は、あからさまにこう言った。
「南アフリカ共和国の皆さんは地球規模の混乱を理解する機会に恵まれている。」
「何といってもロバート・ムガベが支配する『ジンバブエ』に隣接しているのだから……。」
◆「世界経済について知りたいなら、ジンバブエからの難民を昼食に招待することです」
そして、難民たちに次のような質問をするといいと教えた。
<重要>「国家破綻して、ハイパーインフレが起きた、ジンバブエでは・・・・・・・」
・景気はどれくらいのスピードで悪化したのか。
・自分がお金に困っているということを自覚したのはいつ頃か。
・ジンバブエを離れようと最終的に決心したのはいつか。
・別の選択肢があったとしたら、何をしていたと思うか。
◆『三者三様のアプローチ』があった。
南アにいる間に、ロバートキヨサキ氏はジンバブエ出身の「3組の若い夫婦」と話をした。
そのうち2組は難民になったばかりで、いまは南アに住んでいる。
もう1組はいまもジンバブエに住んでいる。
どの夫婦の体験談も興味深いものだ。
◆①最初の夫婦は、「仕事をもっと早く辞めるべきだった」と語った。
だが二人は、じきに状況は好転するだろうと思って働き続けた。
そして、ほぼ一晩のうちに、ジンバブエ・ドルの価値は暴落し、天井知らずのインフレになった。
夫婦の給料が上がっても生活していけず、貯金もすぐに底をついた。
ジンバブエを車で出たときは、二人はほとんど着の身、着のままだったという。
■ロバートキヨサキ氏は、「別の方法があったとしたら何ができたと思うか」と聞いた。
彼らは「ジンバブエに留まって南アフリカに商品を輸出するビジネスを立ち上げればよかった」と答えた。
◎『そうしていれば、国を脱出する前に南アの通貨と、銀行口座を手に入れることができたからだ。』
◆② 国を脱出した2組目の夫婦は、・・・・
「自分たちは、ジンバブエ・ドルが暴落した後も住宅ローンや他の借金の返済を続けていたと語った。」
■二人は
「いま思うと、ジンバブエに留まって、貯金なんかしないでどっぷり借金につかり、暴落したジンバブエ・ドルで借金を返したほうがましだった」とも言った。
×この夫婦は失業して国を逃げ出した。
マイホームは国に残したままで、ほとんど価値のなくなったジンバブエ・ドルで20万ドル持っている。
◆③ 3組目の夫婦はいまもジンバブエに住んでいる。
■『不吉な前兆を感じた二人は、
南アでビジネスを立ち上げ、その利益でジンバブエ国内の有形資産を買い始めた。』
ジンバブエ国内の資産を買ったときは、南アの通貨で支払いをすることも多いという。
◎彼らは『ムガベ大統領がいなくなって国内が落ち着く頃には、
自分たちの経済状態は、すこぶる良好なものになっているだろう』と語った。
◆「歴史は繰り返す」
賢者は最悪を想定して、最善の行動をする
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<魔法のレシピ>
■自分のやっていることがわかっていない人は、どんな資産に投資しても金持ちにはなれない。
■あなたを金持ちにするのは『あなた自身のファイナンシャルIQだ』
■ 歴史に学び、対策をたて、実践しよう
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<さくらのB級ぐるめ>★★★★
北の都、札幌にやって参りました。
赤レンガの北海道庁は桜が美しく咲いていました。
北海道の桜は、関東などに多いソメイヨシノより濃いピンク色で、
寒さに強いオオヤマザクラやエゾザクラ、寒い地方でも育つ、タカネザクラやチシマザクラなどが多いそうです。
まるでシャガールの絵のような池と緑に美しい桜の花があわさり心を静かに癒してくれます。
札幌のお花見は4月ではないんですね。
また北海道のお花見にかかさないのは、団子ではなくなんと・・・
ジンギスカンです。
なんでも道内のジンギスカンメーカーが、花見客の集まる公園で七輪を貸し出してジンギスカンの肉を売ったのが始まりだそうです。
北海道のジンギスカンは、寒いなかで食べると身体が暖かくなり美味しいですね。
有難うございます。