違うことを工夫することで、差別化する! カンブリア宮殿『未来工業』より

日本でいちばん社員のやる気がある会社 (中経の文庫)/山田 昭男

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カンブリア宮殿で『未来工業』創業者 山田昭男氏を観ました。

年間休日140日、残業なし、ノルマまし、給料は高い!

しかも全員が正社員!社員旅行は海外という驚きの労働環境を提供する会社、それが『未来工業』です。

『未来工業』は、岐阜の片田舎で劇団員がたった4人で創業して45年。

 

山田昭男さんは、日本一のドケチ経営者とも言われている人物でもある。

ところが、後発ながら大手も敵わぬトップ商品を連発!
・仕事のノルマもなければ
・タイムカードも残業もなし
・給料も高くて、岐阜県庁なみ
・3人いると会社からクラブ認定され、毎月1万円支給される
・休日数は日本一レベル

社員にとって”理想郷”の会社『未来工業』とは?

 

■豊かさを創る質問■

・あなたの会社には、会社を良くするために社員が自ら常に考え、工夫する仕組みがありますか?

・あなたの会社には、社員が自らコスト削減や、差別化を工夫する習慣がありますか?

・あなたの会社には、社員にやってみせ、言って聞かせてさせてみて、誉めてあげる仕組みがありますか?

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<卓越のレシピ>

他と違うことを工夫することで、差別化する

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◆田んぼの中にたたずむ『未来工業』の本社を訪れると、真っ暗な玄関!

・廊下の電氣は消している

・ドアノブは、すり減ったり、故障しないように改造してドアノブなしでも、ドアが開け閉めできるようにしている。

山田さんはいいます。

「ドアノブも故障したり買い替えたら、お金がかかるんだよ!」

 

◆山田さんは取引先からおくられてくるFAX送信用紙の裏紙を確認して箱に貯めている。

そしてそれを嬉しそうに活用する!

・さらに新築祝いでもらった高価そうな壷は、ゴミ箱として使う。

山田さんはいう、「ゴミ箱でも買えばお金がかかるんだよ。」

『未来工業』は、とんでもないケチケチ会社に見える。

 

◆職場の天井には、こまめに蛍光灯を消すためにつけられた

「紐つきの蛍光灯」

・しかもその蛍光灯には、一人一人社員の名前が書かれている。

蛍光灯はひとり1台、それ以外は使ってはならないルール。

山田さんはいいます。

『蛍光灯の電気代を節約することで、儲けようと考えているわけではないんですよ。社員、一人一人の蛍光灯に、紐をつけて社員がマメに電氣を消すことで社員に『倹約』の習慣をつけてほしいんですよ。』

『例えば、経営者が、どんなに口で『倹約して!』といっても社員は、右の耳から、左の耳に抜けてしまう!もん』

だから、身体で覚えてもらって習慣にするために各自の蛍光灯ひとつ、ひとつに紐をつけて、蛍光灯を消す習慣をつけているのです。

 

◆この『未来工業』の従業員は8時30分に出社し、16時45分には退社していく。

1日の労働時間は7時間15分。

なんと『法定労働時間の8時間』よりも短いのだ!

しかも『未来工業』では
・タイムカードなし
・残業なし
・ノルマなし
・休日は一般企業より20日多い、年間140日
・盆・暮れは2週間休みがあることもザラ
・給料は高給!
※未来工業平均 601万円(岐阜県平均432万円)
・5年に一度は、社員全員で海外旅行
・クイズに全問正解で丸々1年間休み
・パートはいない、全員が正社員
・定年は70歳

 

◆この社員の理想郷ともいえる素晴らしい労働環境で『赤字とは無縁の安定経営!』という凄い会社!

それが『未来工業』なのです。

村上龍さんは『未来工業』について、いいます。

「今まで、カンブリア宮殿で200社以上の儲かっている会社を紹介してきたけど、これだけの労働環境が全部がそろっている会社は始めて!しかも40年前から、グーグルやアップルがやっていることをやってきている会社、それが『未来工業』なのです。」

 

◆この”社員の理想郷”といえる『未来工業』は住宅の壁に埋め込まれる、電気コードの配線管やコンセント、スイッチの裏側の「スライドボックス」など、住宅関連の見えない部分を支える電気設備機器メーカーだ。

しかも未来工業の「スライドボックス」はシェア8割と、大手でも敵わない圧倒的に強い商品を数多く揃えている。

『未来工業では、なぜ、こんな経営が可能なのだろうか?』

山田さんには、この優れた経営を可能にする『戦略』があった。

「山田さんは、会社にその日だけ、やっている『演劇』のチラシだけを張り出し。それの演劇が終わったらそのチラシを剥がす!しかも廊下の電氣は消している。」

こんな会社は他にはない!

山田さんはいいます。

『こんな会社は、ないだろう! 
なんでも他と違うことをやることで差別化する。
他と違う事をやる、差別化のクセ(習慣)をつけるためだよ!』

山田さんの戦略のキーワードは『差別化!』

 

◆元々、『未来工業』は40年前は『未来座』という会社名だった。

山田さんが劇団活動にのめりこみ、食い扶持にしていた父の会社をクビになり、しょうがなく劇団員4人で始めた会社が未来工業!

何万人もの社員を抱え、ブランド力がある大手の会社と同じ商品を提供して競合しても間違いなく、同じ商品なら大手のブランドには勝てない。

だから、考えた!
・お客様が、ものすごく簡単に使えて!
・お客様が、ものすごく安く使えて!
・お客様が、ものすごく便利!
・お客様が、ものすごく早く使える!
・お客様が、ものすごくキレイに使える!

こういったものを「工夫してつくろう!」と思った。

するとお客様が勘違いして『感動』してくださる!

それを『差別化!』という言葉で、表現している!

『未来工業』には社員が、自分たちの会社をより良くするために自ら「常に考える」ことで、工夫し『差別化』をすることを身体で覚えこませて習慣にする仕組みがある。

 

◆人を動かし「良い習慣」を形成するには山本五十六元帥が言った

『やってみせ,言って聞かせて、させてみて
             誉めてやらねば人は動かじ』

ということが大切なのでしょうね。

『仕組みは、やる氣を補完する!』というお話しをお聞きしたことがありますが『未来工業』には・・・

・山田さんが、自ら常に考え、ドケチに徹して倹約や、差別化の工夫を繰り返し、実践するところを社員にみせて

    ×

・社員に、やらせる。

    ×

・さらに『常に考える』ことや『倹約』や『工夫して、差別化』することを実践している社員を、肯定し、認めて、誉めることで

『経営で本当に大切なこと』を、社員に身体で覚えさせる仕組みがある。

 

しかもそのベースなるのは『未来工業』の山田さんが

『社員が人間らしく生きるために、理想の労働環境を提供する!』

『社員を感動させよう!』

『すると社員もガンバルかもしれない!』

という可能性のためにやってることだといいます。

 

『未来工業』の創業者である山田さんの経験から生まれた『暗黙知』・・・深い人間愛とは!

『社員に理想の労働環境を提供する!』という『動機が善』で

自らドケチを徹底するだけでなく

『常に考える』こと、『倹約する』こと

『工夫して、差別化する』ことを、社員にも身体で覚えさせる

『仕組み』を、徹底的に創られていること。

それこそが『未来工業』が、理想の労働環境を提供しながら、赤字と無縁で、成功し続けている鍵なのかもしれませんね。

 

◆『未来工業』の事業は、電気関係部品の製造メーカー!

規格が統一されていて、大手の競合がある。

さらに大きな時代の変化の中でさえ、それを力に変えて勝ち続ける経営!

山田さんが語っていた言葉が印象的でした。

『日本の会社はバカが多いでしょう!(笑)

会社は、儲けるためにやっているのに良いものをつくって値段を下げる。

そんなことしたら、利益は減るよ。値段は上げないと!』

そのために『未来工業』ではお客様を『感動させる』工夫をしている。

未来工業の経営を知ると・・・まるで素晴らしい演劇を観た後のような感情が湧いてきました。

人間の脳力を最大限に発揮する『未来工業』!

素晴らしいロールモデルを見せていただき有難うございます。

 

≪ゲストプロフィール≫

『未来工業』創業者 山田昭男氏

1931年 中国・上海生まれ
1948年 旧制大垣中(現 県立大垣北高)卒。
父の電線会社に入るも、劇団「未来座」を立ち上げ芝居の道へ。
1965年 劇団仲間4人と未来工業設立。

2000年 相談役に
≪企業情報≫
設立 1965年
本社 岐阜県輪之内町。全国に6工場
売上高 255億円(2010年3月期、連結)
従業員 775名(2010年3月現在)
電設資材メーカーとして成長を続け、創業以来赤字なし。

※お薦め書籍 『日本で一番社員のやる氣のある会社』はこちら

日本でいちばん社員のやる気がある会社 (中経の文庫)/山田 昭男

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<卓越のレシピ>

■ 習慣は第2の天性である

■ 社員が自ら、常に考え、コスト削減をするクセ(習慣)
他と違う事を工夫する差別化のクセ(習慣)をつけよう!

■ 『やってみせ、いって聞かせて、させてみて
            褒めてやらねば人は動かじ』

   山本五十六元帥・海軍大将・連合艦隊司令長官
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<さくらのB級グルメ> ★★★★★ ★★

戸越銀座を散歩していて、威勢のよいかけ声が聞こえたので焼き鳥の『竜鳳』に行きました。

 

戸越銀座の「コロッケ」は有名ですが、「焼き鳥」や「からあげ」などを販売するお店も多く商店街で美味しそうに食べ歩きをしている方をよく見かけます。

 

焼き鳥の『竜鳳』は今年の5月にopenしたばかりということです。

まずは大好きな「ぼんじり」をいただきました。

ジューシーな「ぼんじり」に芥子味噌をつけてビールといただくとしあわせ!♬♩♫♪☻(●´∀`●)☺♪♫♩♬  

つぎに「豚カルビ串」、肉と脂身のバランスが抜群です。d(⌒o⌒)b♪

「とりもつ串」は柔らかく粘りのある食感。もつ好きにはオススメの1品です!

「つくね串」こちらのつくねも柔らかくたべやすいので大好きです。

タレは紅ショウガと一緒にたべるのもオススメです。

 

商店街に人が多く、活氣がある街は、わくわくして嬉しいですね。

 

■焼き鳥の『竜鳳』はこちら

http://www.ryuho.co.jp/works/restaurant.html#shop2

有難うございます。

     
  

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