生きる力を自己責任で育もう  書籍『この国を出よ』より

この国を出よ/大前 研一

¥1,470

書籍『この国を出よ』の中で,ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長は、役所から保護されなかった企業ほど成長することを書かれています。

 

■豊かさを創る質問■

・あなたは、行き過ぎた保護や優遇を受けていませんか?

・あなたは、行き過ぎた保護や優遇をしていませんか?

・あなたは、創造性や競争力など、生きる力を育んでいますか?

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<魔法のレシピ>

生きる力を自己責任で育もう

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◆ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長はいいます。

「お上」にコントロールされてきた業界は、ことごとく衰退しています。

戦後最大級の企業破綻に追い込まれたJAL(日本航空)に象徴される航空業界がその典型でしょう。

日本の航空行政は、長い間、様々な規制によって国内の航空会社を手厚く保護してきました。

 

しかし、それに甘えてどっぷり、ぬるま湯につかり、厳しい競争にさらされずにきたツケがまさに今、まわってきているのです。

 

◆行き過ぎた保護と優遇は「お上頼り」の甘い体質を増長させてしまい結果として競争力の低下に繋がる。

現に過去、保護政策で生き返った産業は一つもないのです。

ユニクロを展開する柳井正会長のファーストリテイリングがここまで成長できたのは、古い繊維業や小売業ではなくカジュアルをつくるSPA(製造小売業)という新しい産業を作り出したからです。

 

新たに作り出した産業だからこそ、官僚の規制でがんじがらめにされなかったのです。

 

◆政府や官僚が規制で全てコントロールしようとすると、新しいことに挑もうとするチャレンジ精神をもった企業の可能性も削いでしまいます。

 

最初に決めごとばかり作られると、自由な事業活動はできなくなるはずです。

それで世界の企業と競争することなどできるわけがありません。

 

◆『与えすぎるとダメになる!』という諺がありますが・・・。

お母さんが子供に、何でも、やってあげる習慣があると子供が自ら考える自主性や創造性を育む機会をなくしてしまうというお話しをお聞きしたことがあります。

例えば、犬の前をとおるときに、いつもお母さんが子供に「大丈夫よ!あの犬は噛まないから!」といって子供の手を引っ張っていると。。。。その子供はいつもお母さんに「あの犬、大丈夫」と言われなければ、自分で行動しないような習慣ができてしまい、自分では考えなくなってくるということです。

やはり人間が経営している以上、企業も同じなのでしょうね。

 

■書籍『この国を出よ』はこちらからo(*^▽^*)o~♪

この国を出よ/大前 研一

¥1,470

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<魔法のレシピ>

■ 保護主義で生き残った産業はひとつもない

■ 行き過ぎた保護や優遇は競争力を低下させる

■ 100%自己責任で創造性や競争力を育くもう

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