本業から派生した新分野に挑戦し続けよう!  ブラザー工業 社長 小池 利和氏より

ブラザー工業は1960年代~1970年代に、ミシンの技術を活かしながら扇風機をつくった。
$さくらの「ウェルシーシェフ」

その後、様々に進化に進化を重ねて新規事業を開発してきた。

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<魔法のレシピ>

本業から派生した新分野に挑戦し続けよう!

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◆当時、ブラザー工業は、訪問販売という販売チャネルでビジネスを拡大していた。

代理店があり、そこに何万人という訪問販売員がいて、その方たちが個別に家庭を訪問して、お客様たちにカタログを見せて1000円、2000円と積み立てて、そこから商品をご購入いただいていました。

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ミシンを販売していると、ミシンは1家に一台あるとそれ以上の売上げは見込めない!

それだけでなく『ミシンだけでは、お客様の選択に不十分なので、お客様の満足度が上がらない。』

そこでカタログにミシンだけでなく、洗濯機、編み機や扇風機などを増やして、カタログからお客様に選んでもらえる仕組みにしました。

こうして販売するものを増やし、お客様の満足度を満たしながら、ビジネスを増やしてきたのです。
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◆ところがその後、訪問販売は、量販店がでてきたので収益として成り立たなくなってきた。

そこで1961年に欧米でタイブラーターをはじめました。

タイプライターが当時アメリカで70ドルだったものを、ブラザーが製造して50ドルで売ったら、大ヒットした。

この売上げがブラザー全体の売上げの15%になったとき海外で、オフィス事業に進出しました。

その後、情報機器を始め電子化をしてのばしてきた。

ファックスやインクジェットプリンタなどの新商品をだしてきた。

その他、現在は電子文具や通信カラオケ(ネットワークカラオケ)をだしてのびてきたのがブラザーの歴史です。
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◆『成功体験にあぐらをかいた企業は、淘汰されている』

というケースが多いのですが

ブラザー工業の100年たった現在の売上高(連結)は5028億円(2011年3月期)ある。

『ブラザー工業が、ここまで生き残ることができた理由とは?』

家電量販店をみると、そこにその答えがありました。

家電量販店にあるブラザーの現在の主力製品は、プリンターなどの事務機器で、その売上げは3400億円である。

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ブラザーの本社は名古屋にあるが、ブラザーの売り上げは海外が70%ある。

本社にあるブラーザの博物館には、ブラザーの新規開拓の歴史がつまっている。

この『多角化経営こそが、ブラザーのDNAである。』
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◆日本は、失われた10年を経て、ニッポンの製造業では「選択と集中」が叫ばれてきました。

つまり

『不採算部門を切り捨て、得意分野に経営資源を集中する』

という考え方だ。

日産のカルロス・ゴーン社長が「選択と集中」で会社を立て直したのをきっかけに、日本の産業界はことごとく「選択と集中」に飛びついた。

しかし、愛知県に本社を置くブラザー工業では、あえて「選択と集中」を否定し、新規事業を開拓し変化を続けることで100年以上をサバイバルしてきた。

創業の

『ミシン製造から、派生した技術を生かし』、

『プリンターや複合機』

『通信カラオケ事業』

など多彩な分野に進出する知られざる最先端企業となっている。

今では44の国と地域に進出するグローバル企業となった。
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◆例え話しですが・・・。

『バターに憧れていたミルクが、バターになれずに、ミルクが発酵してヨーグルトやチーズになった。

そして多くの人に喜ばれている』

というお話を聞いたことがあります。

『窮すれば則ち変ず、変ずれば則ち通ず!』ということなのですね。

※行き詰まってどうにもならなくなると、何かが変わらざるをえなくなる。

何かが変わると、おのずと道は開かれる。(中国古典の思想『易教』より)

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『強い者が生き残ったわけではない。賢い者が生き残ったわけでもない。

       変化に対応した者が生き残ったのだ!』

イギリスの自然学者で『進化論』を唱えた、チャールズ・ダーウィン
※言葉の出典について論議有

『ブラザー工業の進化の歴史』をお聞きしていると創業者の設立趣意書にある熱い思いと同時に、常に市場の変化にたいする危機感と、それをエネルギーに転換して成長と発展を継続してきたことこそがブラザー工業が100年企業として多角化に成功しているベースにあるような氣がします。

【ゲストプロフィール】
◆ゲスト
ブラザー工業 社長
小池 利和(こいけ・としかず)氏

1955年 愛知県生まれ
1979年 早稲田大学政治経済学部卒業、ブラザー工業入社
1982年 アメリカ現地法人に出向
2004年 帰国後に取締役就任
2007年 社長に就任
【企業情報】
会社名 ブラザー工業株式会社
本社 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号
設立 1934年1月
売上高(連結) 5028億円(2011年3月期)
経常利益(連結) 386億円(2011年3月期)
従業員数(連結) 29873人
(2011年3月31日現在)

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<魔法のレシピ>

■ お客様の満足度を上げよう!そのためにも進化に進化を重ねて、新規事業を育てよう!

■ お客様の選択に不十分なら、お客様の選択肢を増やそう!

■ 訪問販売の販売チャネルの収益が頭打ちなら、量販店の販売チャネルを開拓しよう!

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$さくらの「ウェルシーシェフ」

<さくらのB級グルメ> ★★★★★ ★★★

$さくらの「ウェルシーシェフ」

マクドナルドで『コーヒーとハンバーガー』を頂きました。

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東京都内のマクドナルドの店舗は改装されて、どんどん綺麗になっていますね。

しかも、電源や無線が使えるのも嬉しいですね。

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マクドナルドは、家と職場につぐ、サードプレイスになりつつありますね。
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マクドナルのコーヒーは140円で、お変わり自由なのも嬉しいですね。
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※マクドナルドはこちら!

http://www.mcdonalds.co.jp/

有難うございます。

     
  

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