企業の根本となる経営理念『クレド』は普遍である ジョンソン&ジョンソン『我が信条』より

大切なことはすべてクレドーが教えてくれた/著者不明

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ジョンソン&ジョンソンの驚異的な企業業績の確信に迫る書籍『大切なことはすべてクレドが教えてくれた』を読みました。

ジョンソン&ジョンソン株式会社の業績は2007年時点で

・75期連続増収(年間売上7.2兆円)
・24期連続増益
・45期増配

過去20年間の平均成長率18.9%、という素晴らしい業績をあげているだけでなく

バロンズ誌で

「好感度の高い会社で6年連続 世界一位」

「世界でもっとも危機管理が優れている会社」

という称号を与えられています。

 

■豊かさを創る質問■

・あなたの会社には、緊急時に迅速な対応ができる経営理念『クレド』がありますか?

・あなたの会社の普遍的な経営理念『クレド』は何ですか?

・あなたの会社では、どのようにして経営理念『クレド』を浸透させていますか?

 

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<魔法のレシピ>

企業の根本となる経営理念『クレド』は普遍である

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ジョンソン&ジョンソンの空前絶後の経営危機『タイレノール事件』から会社を救った経営理念

『我が信条(Our Credo)』とは?

 

◆『タイレノール事件』

1982年9月29日、シカゴ近郊のイリノイ州エルクグローブ村の12歳の少女が「タイレノール Extra Strength(カプセル)」を服用したところ混入されていたシアン化合物によって死亡。

以後計5瓶のタイレノールによって計7名の死者を出しました。

この他に毒物が混入された3瓶が回収された。

犯人から、ジョンソン&ジョンソンに

『100万ドルを古い紙幣で用意しろ!』という脅迫状が届く

 

◆ジョンソン&ジョンソンは

「タイレノールにシアン化合物混入の疑いがある」

とされた時点で迅速に消費者に対し

・125,000回に及ぶTV放映、

・専用フリーダイヤルの設置

・新聞の一面広告

などの手段で回収と注意を呼びかけた

(1982年10月5日、タイレノール全製品のリコールを発表)。

およそ3100万本の瓶を回収するにあたり約1億USドルの損失が発生。

 

◆ジョンソン&ジョンソンはタイレノール事件発生後、毒物の混入を防ぐため「3重シールパッケージ」を開発し発売。

この徹底した対応策により1982年12月(事件後2ヶ月)には事件前の売上の80%まで回復した。

ジョンソン&ジョンソンには「消費者の命を守る」ことを謳った

『我が信条(Our Credo)』という経営哲学があり社内に徹底されていた。

緊急時のマニュアルが存在しなかったにもかかわらず迅速な対応ができたのはこのためである。

このタイレノール事件は危機管理における対応策の定石として認識されている。

 

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     『我が信条(Our Credo)』

■我々の第一の責任は、
我々の製品およびサービスを使用してくれる医師、看護師、患者、そして母親、父親をはじめとする、すべての顧客に対するものであると確信する。

顧客一人一人のニーズに応えるにあたり、我々の行なうすべての活動は質的に高い水準のものでなければならない。

適正な価格を維持するため、我々は常に製品原価を引き下げる努力をしなければならない。

顧客からの注文には、迅速、かつ正確に応えなければならない。

我々の取引先には、適正な利益をあげる機会を提供しなければならない。

■我々の第二の責任は全社員 ――世界中で共に働く男性も女性もに対するものである。

社員一人一人は個人として尊重され、その尊厳と価値が認められなければならない。

社員は安心して仕事に従事できなければならない。

待遇は公正かつ適切でなければならず、働く環境は清潔で、整理整頓され、かつ安全でなければならない。

社員が家族に対する責任を十分果たすことができるよう配慮しなければならない。

社員の提案、苦情が自由にできる環境でなければならない。

能力ある人々には、雇用、能力開発および昇進の機会が平等に与えられなければならない。

我々は有能な管理者を任命しなければならない。

そして、その行動は公正、かつ道義にかなったものでなければならない。

■我々の第三の責任は、我々が生活し、働いている地域社会、更には全世界の共同社会に対するものである。

我々は良き市民として、有益な社会事業および福祉に貢献し適切な租税を負担しなければならない。

我々は社会の発展、健康の増進、教育の改善に寄与する活動に参画しなければならない。

我々が使用する施設を常に良好な状態に保ち、環境と資源の保護に努めなければならない。

■我々の第四の、そして最後の責任は、会社の株主に対するものである。

事業は健全な利益を生まなければならない。

我々は新しい考えを試みなければならない。

研究開発は継続され、革新的な企画は開発され、失敗は償わなければならない。

新しい設備を購入し、新しい施設を整備し、新しい製品を市場に導入しなければならない。

逆境の時に備えて蓄積を行なわなければならない。

これらすべての原則が実行されてはじめて、株主は正当な報酬を享受することができるものと確信する。

   ジョンソン&ジョンソン

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◆このジョンソン&ジョンソンの『我が信条(Our Credo)』は今から68年前に作られました。

1943年『我が信条(Our Credo)』を起草したロバート・ウッド・ジョンソンJrは

「この文書の文言は時代の流れや会社発展にあわせて修正してよい。新しい経営概念を導入してもよい。」
と柔軟性を見せる一方で

「しかし、基本哲学・思想は不変のはずだ。」とこの信条への確信を述べています。

この確信の背景には、彼が1930年代半ばから、企業が社会に対する責任を果たすことの重要性を訴えていた事実があり、いわば「我が信条」は彼の信念の集大成だったのです。

 

◆ジョンソン&ジョンソンは、世界一の投資家ウオーレン・バフェットのバークシャーが大株主で

 

さらに
・75期連続増収(年間売上7.2兆円)
・24期連続増益
・45期増配

2007年時点で、過去20年間の平均成長率18.9%という素晴らしい業績をあげているだけでなく

バロンズ誌で「好感度の高い会社世界一位 6年連続」
「世界でもっとも危機管理が優れている会社」という称号を与えられています。

 

企業が提供する商品やサービスは、時代と共に変わっても企業の根本となる、理念やクレド(信条)は、経営者だけでなく社員や関係者一人一人にとって普遍的なものでなければならない。ということなのでしょうね。

 

※おすすめ書籍『大切なことはすべてクレドが教えてくれた』

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<魔法のレシピ>

■ 緊急時でも迅速な対応ができる経営理念『クレド』をもとう

■ 普遍的な経営理念『クレド』を明確にしよう

■ 経営理念『クレド』を社員一人ひとりに浸透させよう
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<さくらのB級グルメ> ★★★★★ ★★

 

オリジン弁当で『おにぎりと唐揚げのお弁当』をいただきました。

 

オリジン弁当の大き目な明太子のおにぎりに唐揚げと卵焼きと、きんぴら牛蒡がセットになっています。

 

美味しい、美味しい『おにぎり』を食べているときって「日本人に生まれて本当に良かった!」と、しみじみ感じる瞬間ですね。

 

■『オリジン弁当』はこちら!

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ありがとうございます。

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