希望を描き、行動を起こす!

おはようございます。思いを現実化する(まる現®)の久家邦彦です。

◎日本の財政赤字の本質と影響を認識していますか?

◆「日本の財政が、実質、破綻している」という方がいます。

日本の財政赤字については、多くの本があるので手にとってみると参考になると思います。

印象に残った本を2冊ご紹介します。

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お奨め書籍
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・大前健一著
『大前流 心理経済学 貯めるな使え! 』2007/11/9
※2007年の書籍なので、2015年2月の現状は変わっていますが、一部を抜粋させていただきます。

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「日本国が破産しない理由は、お札をする輪転機を持っているからだ。」

ただし、輪転機を回し続けたら、どこかで冷え切って心理が「切れて」一気にハイパーインフレに進む危険性は高いアルゼンチンやトルコなどのハイパーインフレでは国民の多くは「もの」に殺到しないで外国通貨に一斉に逃れている。

日本でもそうなる可能性は高い。

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お勧め書籍!
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神田昌典著
書籍『2022―これから10年、活躍できる人の条件』
(PHPビジネス新書)

※2012/1/19の書籍なので、2015年2月の現状は変わっていますが、一部を抜粋させていただきます。
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『出来事そのものでなく、出来事の起こる背景を読む。』

心の準備をしておくために、著者の神田昌典さんが予想したことが書かれています。

・「2016年国家破綻、預金も年金も2足3文になることを覚悟しなければならない」

・「あと数年で会社はなくなる」

・「中国は2025年まで発展、日本は2020年以降、崖から転がるように落ち込む」

・「iPhoneは2016年に製造終了」

本書で語られる、衝撃的な予言の数々です。

客観的にみれば、日本を取り囲む状況は、真っ暗。

にもかかわらず、「これからの日本は、チャンスに溢れている」と著者神田昌典さんは言い切ります。

しかし、それは「今希望を描き、行動を起こす」ことを選んだ人のみ。

つまり、今この瞬間のあなたの選択こそが、これから10年、活躍できるか、後悔する人生を送るかのターニングポイントなのです。

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<卓越のレシピ>

希望を描き、行動を起こす!

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・『国及び地方の長期債務残高』は「約1010兆円」になっています。
      (平成26年度予算案より)

・平成26年度一般会計予算は、約95.9兆円です。

・このうち歳出(支出)についてみると、国債の元利払いに充てられる費用と、地方交付税交付金と社会保障関係費(国民医療費が約39兆円など)で、歳出全体の「7割超」を占めています。

・一方、歳入(収入)のうち税収は約50兆円であり、一般会計予算における歳入(収入)のうち、税収でまかなわれているのは「約5割」でしかありません。

・「残りの4割強」は、借金(公債金収入)に依存しています。
※財務省HPより
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◆今、日本の財政赤字がどんどんふくらんで、日本国債を買う人がいなくなってきています。

国債を買わないと日本国の予算が執行できません。

日本の税収では50兆円ですから、国債を買うしかありません。

◆ギリシャのデフォルトなどの影響で、金融機関も預金者への責任から、国債を買うことができなくなってきました。

そこで最後の買い手として、日銀が現れて金融緩和ということでどんどん国債を買っています。

◆アベノミクスは、2020年までに、財政黒字化をかかげて『官』は、お金をじゃぶじゃぶだしています。

ですが、

『民』が、なかなかたちあがってきません。

納税が少ないのです。

バブルが崩壊した1991年から、日本国の税収が増えていません。

しかも財政支出を増やし、福祉を増やしたことで財政赤字が増えました。

◆日本の財政赤字の数字をみると、このまま日本の財政が持続できないことはあきらかです。

「日本国債の大量発行」と「日銀の国債引き受け」は、日本円(貨幣価値)や資産価値の低下を意味します。

◆これらの本には、わたしたち日本人に役に立つ情報が書かれています。

ただし、本の内容だけを鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考え、行動することが重要になります。

もちろんハイパーインフレや預金封鎖などの混乱がなければ、ないにこしたことはありません。

◆もし仮にハイパーインフレなどになる場合は、今から備えるかどうかで、大きな違いになると思います。

「備えあれば憂いなし」ということです。

◆書籍『ビジョナリカンパニ ー2 飛躍の法則』に「ストックデールの逆説」という話があります。

ジム・ストッ クデール将軍は、ベトナム戦争の最盛期に「ハノイ・ヒルトン」と呼ばれた捕虜 収容所で、最高位のアメリカ軍人だった人物です。

1965年から73年まで八年8間の捕虜生活で、20回以上にわたって拷問を受け、捕虜の権利を認められず、い つ釈放されるか見込みが立たず、生き残って家族に再開できるかすら分からない状 況を生き抜いた人物です。

◆彼は、この状況を生き残った秘訣を語っています。

「わたしは結末について確信 を失うことはなかった。

ここから出られるだけでなく、最後にはかならず勝利を収 めて、この経験を人生の決定的な出来事にし、あれほど貴重な体験はなかったと言 えるようにすると」

◆逆に「耐えられなかったのは、どういう人ですか」という質問 に対し、彼はこう答えました。

「それは簡単に答えられる。楽観主義者だ」
              ↑
これは先ほどの話と、矛盾する話です!!

◆彼は続けます。

耐えられなかった人は

「クリスマスまでには出られると考える人たちだ。

クリスマスが 近づき、終わる。

そうすると、復活祭までには出られると考える。

そして復活祭が 近づき、終わる。

つぎは感謝祭、そしてつぎはまたクリスマス。

そして、失望が重 なって死んでいく」

◆これはとても重要な教訓ではないでしょうか?

最後にはかならず勝つという確信、これを失って はいけない。

だがこの確信と、それがどんなものであれ、自分がおかれている現実のなかでもっとも厳しい事実を直視する規律とを混同してはいけない。

◆ 日本の財政赤字の本質についてもこれは同じです。

このストックデールの逆説にあるように、私たちはミッションやゴールにたいして、『最後にはかならず勝つ』という確信、これを失って はいけません。

ただし、「この確信」と、それがどんなものであれ、

自分がおかれている現実のなかで「もっとも厳しい事実」を「直視する規律」とを混同してはいけない。

ということです。

◆日本の財政赤字の本質とその影響にたいして日本一の個人投資家といわれる

竹田和平さんはどのようにお考えなのでしょうか?

こちらをチエックしてみてください。

→  https://chitokushishinokai.or.jp/hanasaka/
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<卓越のレシピ>
「備えあれば憂いなし」

■日本の財政赤字から、ハイパーインフレや預金封鎖などの混乱がなければ、ないにこしたことはない

■もし仮にハイパーインフレなどになる場合は、今から備えるかどうかで、大きな違いになる

■私たちはミッションやゴールにたいして『最後にはかならず勝つ』という確信、これを失ってはいけない
ただし「この確信」と、それがどんなものであれ自分がおかれている現実のなかで
「もっとも厳しい事実」を「直視する規律」とを混同してはいけない
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追伸:今日、明日で5つのセミナーがあります。
ご参加のみなささま、どうぞお楽しみに。

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日本現実化戦略研究所(まる現®)

    久家 邦彦

     
  

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