メディアの力が経済活動や政治活動に利用されている!書籍『テレビは見てはいけない』

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このブログ『豊田さくらのウエルシーシェフ』では、メンターや書籍、
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成果がでたものを掲載して読者の方にご紹介しております。

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いただければ記事を削除させていただきますので宜しくお願いいたします。

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Dr.苫米地の書籍『テレビは見てはいけない』
脱・奴隷の生き方を読みました。

一部を引用してご紹介させていただきます。記事を読んでよければ是非、書籍を読んでみてください。

※お薦め書籍
Dr.苫米地の書籍『テレビは見てはいけない』脱・奴隷の生き方こちら!

テレビは見てはいけない (PHP新書)/PHP研究所

¥735

■豊かさを創る質問■

  • あなたは、メディアの力が様々な経済活動や政治活動に利用されていることを忘れていませんか?

 

  • あなたは、ブームを仕掛けるうえで本当に仕掛けが効果を発揮するためには、テレビの前に、必ず口コミが必要なことをご存知ですか?

 

  • あなたは、あらゆるカルチャーは、最初はごく少数のマニアックな人たちがはじめて、それが口コミよって広がり、やがてメディアに乗ることで多くの一般大衆のコンフォートゾーンに受け入れられ、社会に定着することを活用していますか?
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<卓越のレシピ>

メディアの力が経済活動や政治活動に利用されていることを忘れてはならない!

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◆ このように私は、数多くの事象(ブーム)を仕掛けてきました。

その多くは、 2、 3年かかってじわじわと浸透していき、ある閾値を超えた瞬間に一氣にメジャーとなります。

ブームを仕掛けるうえでテレビが大きな力を発揮することは言うまでもありません。

しかし、本当に仕掛けが効果を発揮するためには、テレビの前に、必ず口コミが必要となります。

先に口コミがなければ、いくらテレビで仕掛けても効果がないのです。

 

◆ マーケティング用語で言えば「アーリーアダプター」と呼ばれる、先天的なセンスを持った人々の口コミよって評判になったものを大衆化させるのが、良くも悪くもテレビの力だといえます。

私は飲食店のコンサルティングも長年やっています。数年前、現在では大きく展開しているあるレストランチェーンのオーナーに「色々と工夫しても、なかなか儲からないのです。どうすればいいでしょうか」と相談されました。

 

◆私が彼に贈ったのはこんな言葉でした。
「東京で日常的に飲食店に行く人々の数が、通勤者も合わせて3,000万にいるとしよう。

そのうちの6割が『おいしい』『感じがいい』と合格点を出す店を作るとする。

すると、その店のライバルは、駅前の飲み屋から六本木ヒルズの高級レストランまで、東京じゅうに何万店 、何十万店と存在することになる。

どの店も、少しでも多くの人に来て欲しいと思ってしのぎを削っているからだ。

 

◆ しかし、 100人に1人が『ここはすごい』『自分のための店だ』と思うマニアックな店を作ったとする。

すると、その店の潜在顧客は30万人に過ぎないが、ライバル店も100分の1になる。

さらに絞って1000人に1人だけのための店を作れば、潜在顧客の3万人は『自分が通う店はここしかない』と
思うようになる。

そうすれば毎晩、店の前に行列が出来るようになるよ」

 

◆ 100人に1人、1000人に1人の超マニアックな思考が大衆化する時、ブームが起こります。

オタクカルチャーやコスプレカルチャーがまさにそうです。

マニアックな人たちが徹底的に自分たちの中でその文化を練り上げ、そこに目をつけたテレビ局やメディア関係者が取り上げることで、初めてブームとなるのです。

 

◆私が35年前に脳機能科学者として研究を始めたとき、同じ領域をやっている日本人は1人もいませんでした。

つまり1億2,000万人に1人の存在だったわけです。超超マニアックな存在だったと言っていいでしょう。

しかし、それが今では、 SMAPの木村拓哉さんがテレビドラマで脳機能科学者を演じる時代です。

これも、もともとは非常にマニアックなジャンルだった脳科学が熟成を遂げ、一気に大衆化したことの表れでしょう。

まぁ、川島隆太教授の「脳トレ」のおかげかもしれませんが・・・。

 

◆ ともかく、ブームはブームに踊らされない独自の視点を持ったマニアがいて、初めて起こりうるものなのです。

マニアックな視点を持った人たちは、後述するコンフォートゾーンが一般の人よりも思いっきりズレています。

周りの人たちと価値観がずれているため、基本的には孤独で「自分のことわかってくれる人がいない」と感じています。

だからこそ、自分と同じ価値観を共有できる仲間と横でつながった瞬間に、コンフォートゾーンにいることの喜びが開花することになります。

そしてそれが、 1つのカルチャーを生み出すのです。

 

◆ 性的嗜好にだって同じことがいえます。 SMという文化がまさにそうです。

SMが一般的になる前からその世界で活躍していた知人のある男性は、なんと4,000人の女性を生涯縛ってきました。

長い間、ほとんど彼しかプロとして女性を縛れる男がいなかったからです。

しかし今、六本木のSMクラブの経営が軒並み落ち込んでいます。

 

◆ SMクラブにいかずとも、自分の恋人とそうした行為をすることがそれほど変態でなくなったからです。

SMが大衆化したといえます。

繰り返しますが、あらゆるカルチャーは、最初はごく少数のマニアックな人たちがはじめて、それが口コミよって広がり、やがてメディアに乗ることで多くの一般大衆のコンフォートゾーンに受け入れられ、社会に定着する。

これはいってみれば、社会的な「洗脳」です。

メディアの力は、様々な経済活動や政治活動に利用されていることを忘れてはなりません。

※お薦め書籍
Dr.苫米地の『テレビは見てはいけない』脱・奴隷の生き方はこちら!

テレビは見てはいけない (PHP新書)/PHP研究所

¥735

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<魔法のレシピ>

  • ブームを仕掛けるうえでテレビが大きな力を発揮することは言うまでもありません。
    しかし、本当に仕掛けが効果を発揮するためには、テレビの前に、必ず口コミが必要となります。
    先に口コミがなければ、いくらテレビで仕掛けても効果がないのです。

 

  • 絞って1000人に1人だけのための店を作れば、潜在顧客は『自分が通う店はここしかない』と思うようになる。
    そうすれば毎晩、店の前に行列が出来るようになるブームはブームに踊らされない独自の視点を持ったマニアがいて、初めて起こりうるものなのです。 マニアックな視点を持った人たちは、周りの人たちと価値観がずれているため、基本的には孤独で「自分のことわかってくれる人がいない」と感じています
    だからこそ、自分と同じ価値観を共有できる仲間と横でつながった瞬間に、コンフォートゾーンにいることの喜びが開花することになります
    そしてそれが、 1つのカルチャーを生み出すのです

 

  • 繰り返しますが、あらゆるカルチャーは、最初はごく少数のマニアックな人たちがはじめて、それが口コミよって広がり、やがてメディアに乗ることで多くの一般大衆のコンフォートゾーンに受け入れられ、社会に定着する。
    これはいってみれば、社会的な「洗脳」です
    メディアの力は、様々な経済活動や政治活動に利用されていることを忘れてはなりません!

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