『「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。』石田久二著 感想 潜在意識の活用法

「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。

石田久二著 

出版社: Clover出版

こんにちは!今回は、あなたが使う言葉が自分の潜在意識に働きかけ、人生が変わるという構造を徹底解説している本である、石田久二著『「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。』をご紹介させていただきます。

 自分が使う言葉を変えることで、自分の人生にどのような影響があるのかが、数々の事例やワークも併せて紹介されているため、言葉の力についてきちんと理解し、自分の潜在意識をうまく活用できるようになりたい!と考えている方におすすめの本です。

この本をおすすめする理由は

著者自身が実際に経験したことも含めて、具体的な事例や方程式が紹介されているため、スピリチュアルに抵抗がある人でも、理解しやすいこと。

潜在意識に「願い」を受け入れてもらう言葉の使い方やコツも紹介されているため、自分の言葉を変えたい!と思った人の入門書としておすすめできること。

潜在意識の特徴やしくみについても書かれているため、潜在意識についても勉強したい人にもちょうどいい内容であること。

潜在意識に関する本で、「言葉」を変えることが大切だと書かれているのをよく目にしているのではないでしょうか?

でも、何故「言葉」を変えると人生が変わるの?そんな疑問を持っている人もいるかと思います。

この本には、その構造について徹底的に解説されているので、自分の中に「言葉」を変えることについての疑問が残っている人には、是非読んでいただきたい一冊です。

→使う言葉が潜在意識に影響を及ぼすって、本当ですか? 

石田久二著『「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。』との出会い

潜在意識について学び、いろいろなジャンルの本を手あたり次第に読んでいたころ、たまたまSNS上でおすすめと紹介されていた本のひとつが、この『「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。』でした。

結構な厚みがある本ですが、セミナー講師としても活躍されている石田久二さんの名前を聞いたことがあったため、それならちょっと読んでみようと手に取ったのがきっかけです。

「多次元を生きる?」現実を超えた世界?と、私はスピリチュアルにも興味があり、抵抗は感じないため、面白いな、目に見えない部分の方が重要だったりするよな、そんなことを思いながら読み進めました。

帯に書かれている言葉「初めに言葉があった。言葉は神と共にあった。言葉は神であった」…聖書でもそのようなことが書かれています。

言葉が神…ということは、言葉が願いをかなえるのであれば、私自身の言葉が願いをかなえる、つまり自分自身で願いをかなえることができる!と雷に打たれたような衝撃を受けました。

→潜在意識に刷り込まれている言葉を変えたら、人生が思い通りに変化していきました!

 

あのスーパースターを救ったのは、奥さんのある一言だった!言葉が与える力を感じました!

この本に書かれている話で、一番印象に残っているのは、ヤザワこと矢沢永吉さんの話です。

誰もが知るスーパースターである矢沢永吉さんは、幼少期に両親が離婚し、祖母と二人で極貧生活を送っていました。

自らの生い立ちへの恨みと野心をバネに18歳で上京し、紆余曲折ありながらも誰もが知るスーパースターになりました。

ですが、どんなに売れてもいつまでも故郷広島のことでくだを巻いたり、両親の悪口を言い続けていたそうです。

彼の「承認欲求」がスターとなった原動力となっていたのですが、いくら結果を出しても、承認してくれない両親の存在が大きくなって苦しかったのではないかと書かれています。

そんなとき、信頼する仲間から裏切られ35億円の借金を背負わされます。マスコミも面白がって書きたて、ストレスでボロボロになる…。

彼の姿を見た奥さんが、こんな一言を言いました。
「矢沢が本気になったら返せない金じゃない」

その言葉を聞いた彼はハッとなって3回聞き直したそうです。
「矢沢が本気になったら返せない金じゃない……」

この瞬間から彼は生まれ変わり、広島のことも両親のこともすべて許し、6年くらいで本当に借金も返してしまいました!

自分自身の言葉によって、借金などのアクシデントを引き寄せてしまったけれど、奥様の言葉が彼の魂を揺さぶり、生まれ変わったことで、人生が変わった。

典:「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。

この話で、「言葉」にこれほどの威力があるのか、と衝撃を受けました。

そして、その「言葉」との出会いは、いつどのようにやってくるかはわかりません。

だから、いつでも「言葉」を受け取れる自分でいよう、自分自身の潜在意識に刷り込む言葉には気を付けよう、そう感じました。

振り返ってみると、私にも似たようなことがありました。

ご紹介した矢沢永吉さんのお話を読んだあとでも、もしかしたらちょっと信じられない話かもしれません。

小さい頃からずっといじめられっ子で、社会に出てもパワハラに遭ったり、当時の結婚生活では、今振り返ると言葉のDVやモラハラを受けていました…。

「なんで、私ばかりこんな辛い目に遭わないといけないの?こんな人生もう嫌だ…」と、泣いてばかりの日々が続いていました。

ところが、潜在意識について学び始め、少しずつ現状を変えていこうと努力し始めた時に、ある日、道を歩いている途中で、どこからかこんな声が聞こえました。

 「あなたは、人を導く人です。そのために、今までの経験がありました。もう大丈夫です」

誰が言ったのか、今でもまったくわかりません。その時、私はひとりで歩いていたのです。ですが、不思議な話ではありますが、本当にその後は人生がどんどん上向いてきたのです。

「私はもう大丈夫なんだ、ここから先は同じように辛い思いをしている人を助けていくんだ」

そして今、ひとりでも多くの人の心が軽くなるような記事を書くことに携わっています。

泣いてばかりいた頃からは、嘘みたいに人生が変わりました。

あなたが今、苦境に陥って、本当に辛い日々を送っている…そうでなくても、ぜひおすすめしたい一冊です。

→感情をコントロールする方法【「言葉のパターン」で潜在意識に働きかける】

まとめ

いかがでしたでしょうか?石田久二さん著『「言葉」が人生を変えるしくみ その最終結論。』には、他にもおすすめとして紹介したいお話が数多くありますが、是非、あなた自身でこの本を手に取り、その目で確かめていただきたいです。

ただし、本を読んで潜在意識や「言葉」について理解しただけで実践しなければ、いつまでたっても現実は変わりません。

学んだことを理解し、肚に落ちた状態で行動することが大事なのです。

この本をおすすめする人はこのような人です。

・スピリチュアルなことにも興味がある人

・自分が使っている言葉を変えることの重要性を深く理解したいと考えている人

・自分のメンタルを整えて、願いを最大限に叶えることができるようになりたい人

・潜在意識や言葉について正しく理解し、願いを叶えられるようになりたい人

・自分が変われば、今の状況が変わると理解している人

・人の心を明るく軽くすることに携わりたい人

この本をおすすめしない人はこのような人です。

・自分がうまくいかないのは、人や環境のせいだと思っている人

・自分さえよければいいと考えている人

・潜在意識について否定的な人

・言葉を変えたくらいで、人生が変わるわけがないと思っている人

・自分の人生について悲観的な見方をしていて、一生このままだと諦めている人

なぜなら、「言葉」は自分で変えることができるものです。

自分の「言葉」が変わり、潜在意識に本当に叶えたいことを刷り込むことで人生が変わるのであれば、他人や環境任せにせず、人生の主導権が自分にある状態で実現することが可能だからです。

あなたが、潜在意識を活用し、心から本当に望む人生を生きられるようになるためにおすすめの本を、今後も紹介させていただきます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!次回もお楽しみに!

→潜在意識活用のおすすめ本32選|初心者にわかりやすいランキング ベストセラー選び方・読み方

     
  

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